「他人に邪魔されない人生」って聞くと、なんかすごい孤高の人を思い浮かべるけど、そんなことないんだよね。むしろ、全員に邪魔されまくって、心のHPがゼロ寸前になった経験がある人ほど、この言葉がしみる。
だって、あの人たち、悪気があって邪魔してくるわけじゃない。むしろ「あなたのためを思って」とか言いながらやってくる。これがまた厄介で、「いや、放っといてくれたほうが百倍助かるんですけど」って言えない空気感をまとってる。
そんな私も、かつては他人に邪魔されまくり人生を歩んでいた。今回は、その道中で見つけた「邪魔されないためのコツ」を、ほぼ失敗談を添えながらお届けしたいと思う。
邪魔されない人生の第一歩:「私の人生、私のもの」宣言
一番初めに覚えてほしいのはこれ。
「あなたの人生は、あなた自身のものです」。
なんかシンプルすぎて拍子抜けしそうだけど、これができてない人、案外多い。かく言う私も、かつては「自分の人生なのに、周りの人たちが勝手に組み立てていくピタゴラ装置」状態だった。
たとえば、高校卒業後の進路選び。私はダンス学部のある専門学校に行きたかったのに、家族が揃いも揃って「ダンスでなにができる?体一つでできることにお金を使うな。お前は働け」とか言うもんだから、結局進学せずに地元のレストランに就職。結果どうなったかって?すぐやめたよ。
で、ここで気づいたの。
「他人が考えた人生を歩むと、しんどいのは自分」
だから、それ以降はとりあえず「何があっても、自分で決める」って心に決めた。もちろん、他人の意見を聞くこともあるけど、最終的なハンドルは絶対に離さない。そうしないと、またピタゴラ装置に取り込まれちゃうから。
「他人の声より、自分の心の声」って、どうやって聞くの?
さて、次はこれ。
「自分の心の声を信じてください」ってよく言われるけど、そもそも「自分の心の声」がどこにあるのかわからん!ってなるのが普通。大丈夫、私もだ。
これを発見するのに役立つのは、超シンプルなこと。
「やりたい」「食べたい」「行きたい」みたいな感情をキャッチする」ことから始める。たとえば、スーパーでお菓子を選ぶときに「定番のポテチじゃなくて、この謎の新商品が気になる」って思ったら、買ってみる。それだけでも、心の声を聞く練習になる。
ちなみに私は、一時期「朝起きたらまず、好きなことをする」という修行をしてた。すると、ある日ついに好きなことが少しだけのお金になった。
そのときの喜びといったら…もう涙ぐむレベル。
「心の声なんて、そんな小さなこと?」って思うかもしれないけど、そういう小さな一歩が積み重なると、大事な選択のときにも迷わなくなるんだよ。
他人の評価なんて、気にしなくても大丈夫?いや、正直気になるけどね
次に言いたいのがこれ。
「あなたの価値は、他人の評価では決まりません」。
…いやいや、わかるよ。めちゃくちゃ気になるよね。他人の評価。だって、私もそうだもん。SNSに何か投稿して、「いいね」数が少ないと、すぐに「やっぱりこれ失敗だったか」って思っちゃう。
でも最近、こう思うようにした。
「自分が大事だと思ったことを評価するのは、自分だけでいい」。
たとえば、友達に「これめっちゃいい!」と思って教えた映画を「ふーん、そうなんだ」とスルーされたことがある。そのときは「あ、私のセンス、否定された…」と傷ついたけど、後になって気づいた。
「でも私、あの映画めっちゃ好きだし、なんならもう一回観たい」って。
それでいいんだよ。誰かが評価しなくても、自分が大事だと思うものは、それだけで価値がある。それがわかってからは、他人の評価に怯える時間がぐっと減った(ゼロにはならんけどね!)。
自分らしく生きるのは、案外カンタンかもしれない
最後にまとめると、他人に邪魔されない人生って、結局は「自分の選択を大事にすること」なんだと思う。
誰かに振り回されてるなーと思ったら、まずは立ち止まってみて。「これ、本当に私が選びたいこと?」って自分に聞いてみる。それだけで、少しずつ「邪魔されない」って感覚がわかってくる。
もちろん、完全に邪魔をなくすのは無理。人間は社会の中で生きてるし、いろんな声が飛んでくる。でも、その声をどこまで取り入れるか、どこでスルーするかを決めるのは自分。
あなたの人生は、あなたのもの。だから、今日からちょっとだけ自分の心の声を優先してみよう。たとえば今、この記事を読み終わったあとに「お菓子食べたい」って心の声が聞こえたら、もうそれがスタートだよ!