韓国でカフェ難民になりたくないあなたへ。1杯170円で幸福チャージできる「ペクズコーヒー」という奇跡

コーギーな読者

「韓国旅行でカフェ巡りしたいけど、できれば安くて美味しいところがいいなぁ……」

「その気持ち、めちゃくちゃわかります。でも大丈夫です。この記事を読めば、韓国の財布にやさしく、胃袋にもやさしいカフェ『ペクズコーヒー』を余すことなく楽しめますよ。」

驚安すぎる。ペクズコーヒーって何者

旅先でふらっと入ったカフェで1杯1000円超えのコーヒーを出されたとき、「あ、これ観光地価格ってやつか」と、自分の日本円を換算しながら苦いエスプレッソをすすったあの日。

そんな過去の私を抱きしめてあげたい。

なぜなら、韓国には「ペクズコーヒー（Paik’s Coffee）」という、価格破壊の権化みたいなカフェがあるからである。

たとえば、ホットのアメリカーノが1500ウォン。え、円にすると……約170円（※2025年5月現在のレート換算）。

「こんな安いコーヒー、逆に大丈夫？」と思ったそこのあなた。

大丈夫。なぜならこのカフェ、あの外食界のレジェンドペク・ジョンウォン（백종원）氏がプロデュースしている、信頼と実績のブランドなのだ。

さて、ペクズコーヒーの最大の特徴は、「メニューの多さとバリエーション」である。

以下をご覧いただこう。気を抜くと目が回る。

「ぺクズラテ」というネーミングセンスがもう愛おしい。甘くてミルキー、疲れた午後に沁みわたる一杯。

アイスにアフォガードにパンにと、もはや「カフェ」ではなく「軽食堂」の域。

ピスタチオ……だと……！？
この値段で、なにゆえピスタチオが飲めるのか。謎でしかないが、美味しいのでよしとしよう。

日本の感覚でいうと「安い＝味がイマイチ」ってイメージがまだどこかにある。でも、ペクズコーヒーにその法則は通用しない。

韓国のSNSでは、

「とにかく量が多くて満足感がすごい」
「バニララテがスタバの半額で同じくらい美味い」
「コンデンスミルクラテが神」

と、口コミが絶えない。私も実際に弘大店で飲んだぺクズラテ、忘れられないあま～さだった。優しさの味がした。

もしあなたが韓国旅行で「食費をちょっと抑えたいな～」と思っているなら、ペクズコーヒーは超おすすめだ。

しかも店舗数がとにかく多い。ソウルの至るところ、釜山、済州島にもある。カフェ難民にならない安心感って、地味に大事。

旅の途中でちょっと疲れた時、重たいリュックをおろして座れるだけでありがたい。そこにラテと甘いパンがあるならもう天国。

観光の合間、小腹が空いたとき、財布がちょっと寂しいとき。どんな状況でも、ペクズコーヒーは優しく迎えてくれる。

いや、ほんと、韓国のミニマム贅沢がここにある。

韓国旅行でカフェに悩んだら、とりあえずペクズコーヒーに行っておけば間違いない。ドリンク1杯の値段で、心まで満たされるから。

あなたの旅が、ペクズコーヒーでちょっと豊かになりますように。